外壁塗装は家屋の外壁を最適な状態に保つためにも大切な工程ですが、施工してからしばらく時間が経過すると劣化症状が見られます。劣化したからといって必ず修理する必要はありませんが、問題のない状態かどうかは自身でも診断できるのが望ましいです。今回は外壁塗装の劣化具合について自己診断する際の方法を紹介します。
ひび割れを確認する
外壁セルフチェックとして手軽にできるのがひび割れの確認です。ひび割れは経年劣化はもちろん、基準とされる厚みより薄い時や手抜き工事によっても発生する可能性があります。軽度のひび割れであれば見た目だけの問題ですが、亀裂の幅が広いとそこから雨漏りをする恐れもあるため、こうしたひび割れを確認したらすぐに業者を呼んで対処してもらいましょう。
手で触って粉が付着しないか確認する
外壁の経年劣化としてよく見られる症状のひとつにチョーキング現象があります。これは塗料に含まれる顔料が雨風や紫外線によって劣化して、外壁表面に粉状になって浮き出る症状です。チョーキング現象になった外壁を放置するとひび割れの発生率も上がるため、手で触って粉が付着していれば塗料の塗り替えを実施しましょう。
色褪せていないか確認する
塗装が落ちて色褪せている外壁は経年劣化によってただ色だけが落ちているわけでなく、防水効果も弱まっている可能性が高いです。色褪せを確認した場合はそろそろ塗り替えのタイミングだと考えてメンテナンスの準備をするようにおすすめします。
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