建物のトラブルの中でも特に避けたいのが雨漏りです。
もし、自宅の室内に雨水がポタポタと落ちるような状況になれば、それはすでに手遅れに近い状態かもしれません。そうなると、建物の躯体(構造部分)の腐食が進んでいる可能性もあり、大掛かりな修繕が必要になるケースもあります。
できるだけ早い段階で異変に気づき、雨漏りを食い止めることが大切です。
天井や壁のシミは中度の雨漏り
雨漏りは、屋根や外壁の劣化が進むことで発生します。初期段階では気づきにくいことが多いですが、早めに発見できれば大きな被害を防ぐことができます。そのサインの一つが、天井や壁にできるシミです。
天井や室内の壁に薄茶色のシミが浮かび上がっている場合、それは屋根や外壁からの雨水が内部に染み込んでいる証拠です。この状態は中度の雨漏りといえ、放置すると被害が広がり、やがて天井の崩落やカビの発生といった二次被害につながる可能性があります。
定期的な塗装メンテナンスで雨漏りを防ぐ
雨漏りを防ぐためには、長年放置ではなく、定期的な外壁塗装や屋根塗装のメンテナンスが不可欠です。特に築10年以上経過した建物では、外壁や屋根の防水性能が低下している可能性があるため、専門業者に点検を依頼し、必要に応じて塗装や補修を行うことが重要です。
雨漏りは早期発見・早期対策が何よりも大切です。
天井や壁にシミを見つけたら、放置せずにすぐに専門業者に相談し、適切な対応を取りましょう。