外壁塗装は「高い=高品質」とは限らない!

 

ハウスメーカーを利用して建築した家の場合、補修箇所に対してすべてハウスメーカー経由で修理を依頼するケースが見られます。ハウスメーカーにメンテナンスを依頼すると話がスムーズに進むなどのメリットがありますが、外壁塗装などの費用が高額になりがちです。

 

実は、ハウスメーカーの外壁塗装などは、専門の職人が在籍している施工実績が豊富な下請けや孫請けに依頼するケースがほとんどです。ハウスメーカーや下請け会社のマージンなどを考慮した結果施工費用が高く付いてしまうようです。ただし、孫請けなど間に入る会社が多くなるほど施工品質が劣る可能性があるので気をつけたいところです。

 

また、外壁塗装を行う前に補修作業を行います。屋根や外壁の水漏れやヒビなどを修繕すれば耐久性が高まります。結果として、補修箇所が多いほど費用がかさむでしょう。補修箇所に関しては見積もりをもらうことも一案です。

 

このほかに考えられることは「高品質の塗料を使用する」点です。健康面や速乾性、環境に適した塗料を採用すればそれだけ価格は高くなります。価格は施工面積に比例することも覚えておきましょう。外壁塗装や屋根塗装を依頼する時は、採用する塗料や1平方メートルあたりの価格なども確認するとよいでしょう。

 

外壁塗装の価格に関しては、下請けや孫請けに対するマージンや塗装前の修繕費用、高品質の塗料を使用する点から高額になりがちです。ハウスメーカーではなく、外壁塗装に強みを持つ専門会社に依頼することで費用を抑えられる可能性がありますので、よく検討されて依頼される業者を決めてください。