外壁塗装では、業者や塗料の種類を決めるだけでなく色も自分で選択します。塗料の色を実際に確認できる色見本があるため、どのような仕上がりになるのかはある程度イメージできますが、完成した実際の色合いを見てみると少しイメージと違うと思ってしまうことがあります。外壁塗装の仕上がりが色見本と異なって見える理由は何なのでしょうか。
面積効果によるもの
面積効果とは対象の面積に応じて色の明るさや濃さが錯覚によって異なって見える現象のことを指します。外壁塗装の場合は塗装面積がとても広いため、色見本として見る小さな面積よりも、圧倒的に大きな面積である外壁の色合いが異なって見えてしまうというものです。
周囲の景観とのバランスで見え方も変わる
周囲の景観とのバランスによって外壁の色合いも見え方が変わります。周囲の家と同じような色合いであれば自宅の外壁も地味なイメージになりますし、違った色合いならばより派手に見えます。木々が多く緑が目立つ場所であれば、緑と合う色合いかどうかで地味・派手さの印象も大きく変わってくるでしょう。周囲の景観とバランスがよいかどうかはとても重要です。
色見本で注意すること
色見本を確認する際は、面積効果によるギャップも考えてなるべく大きなサイズで確認させてもらうようにしましょう。また、日当たりでも色のイメージは大きく変わるため、太陽光に当てた時の色の見え方も色見本の時点で確認しておくことをおすすめします。
