塗装工事の色選びと色決めに重要な色見本とは?

色決めでポイントになる色見本とは?

塗装工事を行うにあたって色をどうするか決めなければなりません。色選びをするにあたって、色見本を使って仕上がりをシミュレーションするのが一般的なアプローチです。色見本とは塗料の各種色を集めている、いわば色の見本帳のようなものだと思ってください。色見本には各色、番号が割り振られています。どの色で塗装工事をするか決まったら、番号を指定してください。

塗装工事で使用する色見本は3種類

外壁塗装の色見本はメーカーカタログと色見本帳、見本板の3種類あります。一般的にはまずメーカーカタログで標準色をチェックします。しかし標準色以外の色にしてほしいと思うこともあるでしょう。色見本帳はメーカーカタログよりもバリエーションが豊富なので、具体的なイメージを固めていきましょう。見本板は実際に板に塗装したものです。欲しい色が決まったところで色見本版を取り寄せて、その仕上がりを確認する流れです。

 

色選びで注意すべきポイントは?

色見本で色決めするにあたって重要なのは、見た目と塗装工事をした際の仕上がりとでは若干色の感じ方が異なる点です。色に関して面積効果と呼ばれる現象が起こります。一般的に同じ色でも面積の小さなところの方が、広いところと比較して暗めのトーンに感じる現象です。そこで、塗装工事の色選びを小さい色見本帳でする際には、ワントーン明るめの色を指定したほうが実際に塗装するとイメージ通りの色合いに仕上がる可能性が高いです。